
>> Store
 |  |  |  |  |  | 永山辰巳 [] E-mail  |  | | 1989年、初めての海外旅行でふらっと立ち寄った NYC の楽器店通り。アメリカにもこんな通があるんだなーっとショーウインドを覗き見るとそこは管楽器の専門店だった。そこで見つけたマウントバーノン時代のバックを買ったのがきっかけ。それから 19 年経ち、集めた楽器は 50 本を超えてしまった。 |  |
  |  |  |  | * Store 2008/09/30 [永山辰巳] |  |  |  | ガンター(in C) ロータリトランペット、C管のガンター、売れました。ありがとうございます。 |  |
 |  |  |  | キング!シルバーソニック
始めて米国を旅していたときに、LAの外れサンセット通りに小さな楽器店を見つけた。サックスが専門のプロの店だった。トランペットを眺めていると、古いキングがあるんだけど、買わないか?って言われて、それがシルバーソニックだった。思わず買ってしまった。
コレクションをすこし整理するのでお譲りすることにします。
文、写真 : 永山辰巳
[Page Index]
|  |  |  | Update: 2008/08/02
|
|  |
キングへの想い
私たちの世代のトラペット吹きって、たぶん小学校のトランペット鼓笛隊作りあたりが出会いなんだと思う。私もそうだった。小学校4年生の時、突然先生がぴかぴかの楽器を取り出し、これを吹いてみたい人って手を挙げさせた。それがトランペットだったことを知っていたかどうか、でもその場面は鮮明な記憶として残っている。
思わず手を挙げた私、でもほかにも10人ぐらい好奇心旺盛な男の子達が手を挙げた。すると先生が、4人しか選べないから前においでいい、これまたぴかぴかのマウスピースを取り出し、これで音がでた人を選ぶからと。今考えるとトンでもないオーディションだが、当時は先生も何も解っていなかったんだと思う。で、吹いてみるとプーっと音がでた。で合格。
楽器を譲るのになんでこんな話しからって思うかも知れないけど、たんにコレクションしてきたわけではないからなんだけど、キングはその頃の想いがいっぱいつまっている。一年ぐらいトランペットを吹き続けたら、両親がニッカンのニッケルシルバーの楽器を買ってくれた。型式も忘れてしまったけど、毎日、毎日吹いていた。そんなとき、裕福な家庭の友達が、キングを買ってもらった。こちらはニッカン、あっちは米国製のキング。名前も立派。ヒュッテルなんていうドイツの安物もあったけど、キングを吹かせて貰ったときはショックだった。で憧れたわけです。 |  |  |  | 純銀製のベルがあると知ったのはもっと後ですけどね。
|  |
|
|  |
KKのアイコン
当時のキングは、主管の支柱がKKを象るユニークなもので遠目にもすぐに解った。思い出すと、支柱が2本ある楽器をコンクールで見つけると、羨ましかったものです(言わずと知れたバック)。キングの主管は、支柱部分が別体になっていて、抜き出すことが出来る。で、C管にもなるってものではないだろうが、子供にとってとにかく動くところが多いのはそれだけで高級だった。 |  |
スターリングシルバーベルとインナーゴールド
スターリングシルバーというのは、一般的には、純度92.5%の銀材を示すが、銀貨(貨幣鋳造)の歴史に関わる。純度90%以上の銀合金をコインシルバーともいうが、広くは純銀と呼ばれる。 その銀材をベルに使ったのが、シルバーソニックで通常は真鍮であるから、なにやらたいそう高価な感じとなるが、当然価格は銀の分だけ跳ね上がる。そして、さらに高価な雰囲気を身につけたいのかベルの内側がゴールドプレートされる。これが、キングのシルバーソニックの特徴だ。
しかし、単に高価な楽器を作ったわけではない。昔からヘビーな楽器、ダークなサウンド、ブローしても割れずに音飛びが良い楽器は求めれてきた。その特徴を引き出すのがこの組み合わせであると言える。亀山さんに手持ちのB管のベルインナーをゴールドでプレートして貰ったら、それだけで音が滑らかになった。マウスピースのインナーゴールドも効果があるから行われるのだが、これを音響学的に証明するというか説明するのはたいへんだ。 |  | |
|  |
|