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 |  |  |  |  |  | 永山辰巳 [株式会社Symphony 代表取締役] E-mail  |  | | 1989年、初めての海外旅行でふらっと立ち寄った NYC の楽器店通り。アメリカにもこんな通があるんだなーっとショーウインドを覗き見るとそこは管楽器の専門店だった。そこで見つけたマウントバーノン時代のバックを買ったのがきっかけ。それから 19 年経ち、集めた楽器は 50 本を超えてしまった。 |  |
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 |  |  |  | ベルカット
アーリー・エルクハート時代のバックは、とても精巧に出来ている。特に30000台近辺は、マウント・バーノン時代の部品を使って製造されているので、マウント・バーノンと同等と考えて良いのだが、よく楽器を調べてみると、マウント・バーノン(ニューヨーク)の職人よりも、エルクハートの職人の方が、腕が良いようだ。
文・写真:永山辰巳
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|  |  |  | Update: 2006/06/02
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マウント・バーノン製のベルを入手したが...
製造番号33000番台のアーリー・エルクハート時代のバックのB管を数本持っている。ノーラッカーで鳴りが少し明るすぎる傾向のものがあり、オーバーホール、シルバー仕上げを亀山さんに依頼することにした。マウスピースのシルバー仕上げ、ゴールド仕上げの出来映えの良さから、十分に期待できると考えた。
ちょうどその時、マウント・バーノン製のベル#37を入手したが、ベル先端が修復不可能までずたずただった。しかしベル全体はとてもしっかりしており、あの時代のベルらしく、かなり薄い材質で鳴りが良さそうだった。そこで、オリジナルのベルの先端部分をずたずたに痛んでしまったマウント・バーノンのベルとジョイントできないか亀山さんに相談した。 |  |  |  |
今は一枚取り(銀杏取り)が主流だけど
バックのベルと言えば、銀杏取りによる一枚取り成形、ハンドハンマリング、そして音響焼鈍と、現代のメーカーがどこも真似をした技術で出来ている。しかし、古いバック、ニューヨーク時代(3000〜8000番台あたり)の楽器を幾つか目にすると、希にツーピースのベルを採用していることがある。
ニューヨーク時代のバックはお客様の希望あるいは、予算に応じて製作していたようなので、たぶん、演奏家は試奏してみて好みの仕様を選んだのだろう。
二つのベルから、それぞれ切り出して接続加工することでツーピースベルにしてみるのも面白かと思い、亀山さんに相談したらさすがにそれは不可能だと。では、トロンボーンやホルンで採用されるベルカットはどうか?と訪ねたら、「うん、それは出来ると思うし、面白いね」ということで、依頼することにした。 |  |  |  | | エルクハートのベルとマウントバーノンのベルの合体。世界に一台でしょうね... |  |
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